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昨日に引き続き順位戦についてです。
残りの3クラスは最終局がまだなので、昇級・降級(降級点)争いを中心とした現状をまとめておきます。 記事中に出てくる数字→名前→数字の並びは、前期最終順位、棋士名、成績の順となっております。 B1級 最終局3/14 B1級は昇級2名はかなり早い段階で決定しており 5 行方尚史八段 11-0 2 久保利明九段 9-2 の2名が昇級です。最終局でこの2人の順位変動も起こり得ないので、ここは完全に消化試合です。 同じく2名の降級争いに関してです。 13 飯塚祐紀七段 4-7 9 鈴木大介八段 4-8→最終局休み 7 井上慶太九段 3-8 10 中田宏樹八段 2-9(降級) 中田八段の降級は既に確定。また、13名総当りで全12局で争われるB1級は必ず誰か1人が対局休みですが最終局は降級に関わる鈴木八段が既に全局消化しており、不戦となります。 降級の可能性がある3人の降級条件についてまとめておきます。 ・飯塚七段:最終局VS松尾歩七段 順位が悪いため、自身が最終局負け、井上九段勝ちの場合降級。 勝てば自力で降級を脱することが可能。 ・鈴木八段:最終局休み 飯塚七段、井上九段両者勝ちの場合降級 ・井上九段:最終局VS丸山忠久九段 この人が一番状況がわかりやすく、負ければ降級勝てば残留。 B2級 最終局:3/7 こちらは本日対局が行われているB2級です。 1 藤井猛九段 8-1(昇級) 22 豊島将之七段 8-1 最終局:VS杉本昌隆七段 5 飯島栄治七段 7-2 最終局:VS島朗九段 15 窪田義行六段 7-2 最終局:VS阿部隆八段 21 佐藤天彦七段 7-2 最終局:VS泉正樹七段 昇級は2名。藤井九段は前期降級のため順位1位ということもあり、最終局を残して昇級確定。 そして前期C1級から昇級してきた豊島七段が自力での昇級が可能な状況です。 以下7-2が3名います。ただしこの3人は自分より上位の人間が全員負けで自身は勝ちという条件での他力昇級の目となっております。対戦相手としては、豊島七段と同じく連続昇級の可能性がある佐藤七段が一番恵まれたでしょうか。 24 青野照市九段 4-5(降級点1) 2 中村修九段 3-6 6 中川大輔八段 3-6 9 堀口一史座七段 3-6 10 野月浩貴七段 3-6 14 南芳一九段 3-6 17 泉正樹七段 3-6 18 田村康介七段 3-6 19 豊川孝弘七段 3-6 23 神谷広志七段 2-7(降級) 降級点は4名。2回つくと降級となります。 降級点が1つあった神谷七段の降級は確定しています。 その他、降級点の可能性があるのは9名。 C1級 最終局:3/12 4 真田圭一七段 8-1 最終局:VS千葉幸生六段 7 稲葉陽六段 8-1 最終局:VS大平武洋五段 9 村山慈明六段 8-1 最終局:VS脇謙二八段 23 宮田敦史六段 8-1 最終局:VS日浦市郎八段 6 千葉幸生六段 7-2 最終局:VS真田圭一七段 最終局を前にした段階で2つの枠を5人で争います。ここでは真田VS千葉の直接対決があり、ここの結果が大きく昇級争いを左右することになります。 真田・稲葉両名は自力、他3名は他力の状況です。対局相手としては今期順位戦未勝利である脇八段を引いている村山六段が最も恵まれているでしょうか。 今期、高野秀行六段が勝ち越したため1つあった降級点が消滅しました。 27 福崎文吾九段 3-6(降級点1) 32 土佐浩司七段 3-6(降級点1) 21 森けい二九段 2-7(降級点1) ※「けい」の字は変換で出ません 26 北島忠雄六段 2-7 2 桐山清澄九段 1-8(降級点0→1) 34 内藤國雄九段 1-8(降級) 15 加藤一二三九段 0-9(降級点0→1) 24 脇謙二八段 0-9(降級点0→1) C1級は6名に降級点、2回の降級点で降級です。 桐山九段以下の4名の降級点が確定しており、残り2つの枠は4名に可能性があります。 ・・・昨日のA級・C2級まとめ以上に労力使ったので、終わった後の結果まとめはやるかどうか分かりません(
by genbu-toro
| 2013-03-07 20:26
| 将棋
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