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2013年 01月 31日

アグノムをゆるーく考察

○アグノム 75-125-70-125-70-115 超

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アグノムは、メタグロスとともに第5世代での大爆発弱体化の煽りを受けたポケモンと言えますね。
実は物理技がそこそこあるので思念の頭突き/アクロバット/大文字/蜻蛉返りor冷凍パンチのような技構成は実現できたりしますが、実用性はありません(
その他、主な使い道としては壁とかステルスロックを撒いて爆散して後続につなげるという役回りもできます。これも高いSを活かした使い道と言えるでしょう。
それでも私は攻撃役としてアグノムを使う道を探ってみています。
そうなった時に足を引っ張るのが単タイプであることと、超技の威力の無さですね。何とかカバーしたいですが難しいところです。

技候補
サイコキネシス(サイコショック) めざめるパワー(氷or闘) 10万ボルト(雷) 大文字 草結び 蜻蛉返り

ここでは候補は攻撃技のみに絞っています。補助技する余裕があるほどの耐久を持たせる訳でもありませんので。
気合玉を覚えられないため、バンギラスの後出しを許しやすいのがネックと言えそうです。
以上を踏まえて考えると大体こんな感じでしょうか。

--------------------------------------------------
性格:臆病
サイコキネシス(サイコショック) 大文字 草結び 目覚めるパワー氷@達人の帯
個体値:31-(4n-2)-30-31-31-31
努力値:H4 B112 C140 S252
実数値:151-×-104-163-90-183
--------------------------------------------------

物理耐久の調整先は、A200ガブリアスです。目覚めるパワー氷を採用する以上意識する必要のあるポケモンと言えるでしょう。
スカーフ持ちが多く、S種族値で勝っていても抜かれる可能性が高いため、ここではA200ガブの逆鱗を最高乱数を切って耐えるようにしています。
帯持ち目覚めるパワー氷でH197-D106くらいまでのガブリアスは確定で倒せます。

大文字は相性補完。これがないとラティオスのほぼ劣化なので必要です。
草結びは対水、主にスイクンやブルンゲルの打点になると共にバンギラスに沈黙はしない技と言えます。
火力としてはH205-D137スイクン(威力100)に帯込みで52.6%~63.4%の確2、H207-D120バンギラス(威力120)に帯と砂込みで47.3%~57%の高乱2、HDバンギは確3です。

結構帯込みでギリギリの火力のポケモンと言えそうですね。珠を持たせたいのですが、それならCS運用となるでしょうね。スカーフガブにビクビクしないといけないので私には使えませんが(
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by genbu-toro | 2013-01-31 22:42 | ポケモン(BW2) | Comments(0)
2013年 01月 30日

DL版・新マップ・新カード

カルドセプトのDL版が1/30の10:00からニンテンドーe-shopにて配信開始になりました。
こちらはDLカードの販売はなく、e-shopでの販売のみになりますね。


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新マップは「いかり」で、こちらは2/1の10:00からの配信です。
2/8~2/21の第14期ランキング戦の使用マップとなります。

砦は下部のところと左右のどちらか一方を通過すればOK。Nの砦を通過するための一本道は同じ部分を2回通るので、ここに拠点を築くことが重要になるかもしれませんね。
また、聖堂のある護符ありマップです。

地価:基本100G、砦に向かう一本道の部分のみ120G
初期護符価値:13G
砦ボーナス:200G

そして新カード「イサーフラッシュ」が配信開始になりました。
レア度:R
コスト:50G
6ラウンドの間、全てのセプターのクリーチャーの使用魔力は90Gとなり、魔力以外の条件は無視される

果たしてこのカードがどの程度有用性があるかは個人的に検証して行きたいと思っています。
若干近い効果のカードとして

ゴールドアイドル HP20 ST0
レア度:R
コスト:70G
防御型:全体[クリーチャー召喚時、魔力以外の条件は無視される]

というものがあります。土地条件が厳しいカードを使いやすくするためのカードという共通点はありますが、イサーフラッシュは使用魔力が高めの90Gとなるため、他セプターの妨害になる可能性が高いのが相違点ですね。
イサーフラッシュを自分で使うことを考えた時の難点としては
・クリーチャー召喚時の魔力90Gというコストが自分の首をも締める可能性がある
・序盤で使いたいが、序盤だと余計にコストが重くのしかかってくる

そんな訳でブックはかなり練る必要がありそうです。

【メモ】召喚コストに土地条件orディスカード付きで魔力コストが90G以上のクリーチャー(つまりイサーフラッシュが完全にプラスに働くクリーチャー)

火:F・ジャイアント、アレス、ジェネラル=カン、ドラゴン、フレイムロード
水:S・ジャイアント、グレンデル、ダゴン、ヒドラ、ベヒーモス、リバイアサン
地:ガーゴイル、ギガンテリウム、ダークマスター
風:パラディン、ベールゼブブ、レベラー

そんなに多くはないですね。これらを中心に組むかどうかも微妙な感じがしますが・・・。
とりあえずイサーフラッシュを4枚集めるところから始めたいと思います。
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by genbu-toro | 2013-01-30 22:26 | カルドセプト | Comments(0)
2013年 01月 29日

「永瀬流 負けない将棋」を読んでみた

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第34期新人王となった永瀬五段による将棋観の本です。
三間飛車:9局
中飛車:7局
相振り:6局
の計22局について、中盤の仕掛けから重要と思われる部分をピンポイントで解説していきます。
それだけなら普通の自戦記のような形となるわけですが、本書は対話形式を採用しています。
普通の解説に比べると砕けた部分もある印象であり、読みやすくする効果が十分に感じられます。

永瀬流は一言で言ってしまえば受けを中心に考えていることが言葉の節々から分かります。
しかし受けるだけでは勝てないので常に攻め味を見せることも重要ですね。
盤上の占有率を重視する棋風と言える永瀬流では、龍を自陣に引いて受けに使うことが推奨されています。

形勢が良い時は"丁寧に"悪い時は"辛抱"が重要。どちらにしても受けることを重視していることがよく分かりますね。

また、第4章では「その他」として8局取り上げていますが、これらはワンポイントの解説で全体の棋譜は掲載されていません。
アマチュアは攻め寄りになりやすいですが、この本を読んで実戦を指して腰を落ち着ける技術も身につければ将棋に深みが出るだろうな、と思いますね。

そして最後のコラム。トレーニングや研究会についても書かれていますが、やはり注目は千日手について書かれたページですね。
試したい手順を用意し、途中に狙いというか罠を仕掛けておいて、上手く行けば良し、ダメな時用にも千日手のストックを用意しておくという真っ黒さにはある意味感心させられましたw
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by genbu-toro | 2013-01-29 20:10 | 棋書 | Comments(0)
2013年 01月 28日

平成25年初場所総括

・高見盛
最高位は小結が2場所だけなんですが、実績以上の人気と大相撲に対する貢献のあった力士と言えます。
有名な話ですが、時間前最後の仕切りで見せる動きは、若の里戦でケガをして以来恐怖を取り除くために行なっているものであり、土俵以外では見られないものです。
気合を入れて会心の取り口で快勝したかと思えば、次の日にはアッサリ負けるなどのムラッ気、勝った時には胸を張り負けた時にはうなだれながら通る花道など全ての仕草が人気を集めました。
この人気は不世出のものですが、高砂部屋に出稽古に赴いた際に朝青龍との稽古で肩に重傷を負い、それが祟ってか定位置は幕内中位~下位と人気に番付が追いついていない印象でした。
私も大好きな力士でした。お疲れ様でした。
なお、今後は年寄「振分」を襲名し、東関部屋付きの親方として後進の指導にあたるとのことです。

・日馬富士
圧巻の全勝優勝で5回目の優勝です。特に危ない相撲の無い15番だったように思います。
横綱になる前の2場所が全勝、九州場所9勝でこの初場所全勝とこの人もまたムラッ気があるということなんでしょうか。来場所以降も高成績が続くかどうかに注目ですね。
来場所は初めて東の正位の横綱となります。

・白鵬
12-3。
3敗の内訳は妙義龍・琴欧洲・日馬富士。負けた相撲は全て完敗。いくら横綱でも立ち合いで失敗すると負けてしまうということがよく分かります。
24回の優勝経験を持ちますが、ここ最近1月・5月・9月に東京で行われる本場所で優勝できていません。最後の東京場所での優勝は2011年秋場所。
なお、白鵬に勝ったうちの1人である妙義龍は白鵬戦以外は脆い場面が目立ち、7-8の負け越しで殊勲賞を逃しました。

・把瑠都
大関から落ちた直後の場所なので、10番勝てば大関復帰となる場所でしたが結果は8-7。
足のケガによる稽古不足を場所前から指摘されていましたが、それがモロに出ていた感じですね。
まずはきちんと稽古ができる状態に戻してまた怪力相撲で暴れてほしいものです。

・豪栄道
九州場所で11勝を挙げ、初場所は3場所合計33勝が目安といわれる大関への足固めとなる場所でしたが8-7。
この力士は器用なのが災いし、小手先の技に頼って前に出るという相撲の基本を忘れがちなのが非常に惜しいです。
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by genbu-toro | 2013-01-28 19:08 | 大相撲 | Comments(0)
2013年 01月 27日

ボーマンダをゆるーく考察

○ボーマンダ 95-135-80-110-80-100 竜/飛

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個人的に最近竜で採用するポケモンとしてボーマンダに注目しています。
理由としては

1:ウルガモス(※めざパ氷除く)に強い
2:炎技が使え、ナットレイ・ハッサム・メタグロスといった鋼を焼ける
3:威嚇によるある程度の繰り出し性能

が挙げられます。
最近は特にウルガモスが多いので1が結構大きいかなと感じます。クレセドランを見るための虫ジュエルめざパ地ウルガモスを見ることを考慮しますと、D下降補正は厳しく(C204+1舞+虫ジュエルの虫のさざめきでステロ込みで落ちる)、威嚇による繰り出し考慮するとBも落としにくいので泣く泣くAを下げる選択になります。

そんなわけでこんな感じに考えました

-------------------------------------------
性格:控えめ 特性:威嚇
流星群 大文字 めざめるパワー飛 岩雪崩@命の珠
個体値:31-31-31-30-30-30
努力値:H4 A4 B4 C240 D8 S248
実数値:171-140-101-176-101-151
-------------------------------------------

調整も特になくCSぶっぱ。端数を他に振り分けています。
Sに補正かけたい面もあるのですが、ラティオスと比較してC種族値20の差が大きく、計算してて火力不足に思ったので控えめに。
めざめるパワー飛は、対キノガッサの安定択であると共に、めざパ→流星の順で使う場面も出てくることを想定しています。
そして最後の枠は個人的な採用理由1により岩雪崩が入ってきます。流星群でC下降した後にウルガモスの起点にならないために必要になってきます。

他に強力なドラゴンが増えたために影に隠れがちですが、ボーマンダ自体は十分に採用理由があるそしてかっこいいポケモンですね。
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by genbu-toro | 2013-01-27 21:54 | ポケモン(BW2) | Comments(0)
2013年 01月 26日

第100回九尾杯

タイトルの通りです。参加して来ました。
一応私の使用パーティを殴り書きしておきます。
なお、今大会は378名参加です。私のパーティのKPも併記しておきます。

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・マッギョ(KP1) 性格:おだやか 特性:すながくれ
10万ボルト 地割れ ステルスロック 欠伸@オボンのみ
努力値:H252 B172 D84
実数値:216-×-126-101-143-52

・ラティオス(KP96) 性格:おくびょう
流星群 サイコショック めざめるパワー炎 寝言@持ち物なし
努力値:H4 B4 C248 D4 S248
実数値:156-×-101-181-131-177

・ローブシン(KP79) 性格:いじっぱり 特性:てつのこぶし
アームハンマー マッハパンチ 冷凍パンチ ドレインパンチ@こだわりハチマキ
努力値:H180 A252 B44 D4 S28
実数値:203-211-121-×-86-69

・スイクン(KP101) 性格:おくびょう
熱湯 瞑想 守る 身代わり@たべのこし
努力値:H236 B4 C4 D12 S252
実数値:205-×-136-111-137-150

・ハッサム(KP141) 性格:しんちょう 特性:テクニシャン
蜻蛉返り バレットパンチ 剣の舞 羽休め@ゴツゴツメット
努力値:H236 B116 D156
実数値:175-150-135-×-132-85

・ウルガモス(KP108) 性格:ひかえめ
大文字 虫のさざめき めざめるパワー地 蝶の舞@むしのジュエル
努力値:H4 B4 C248 S252
実数値:161-×-86-204-125-152

合計KP:526(81位)

結果は予選7戦を4-3の勝ち越しで96位でした。
初参加の九尾杯で一定の結果は残せましたが、参加パーティで凡ミス。
ラティオスに「いのちのたま」を持たせたつもりがまさかの忘れ物勢。大会途中でパーティの変更は一切認められていないので最後まで持ち物なしでやりました。
対戦相手の方、舐めに見えたかもしれませんがガチで忘れました。この場でお詫び申し上げます。

使用メンバー自体は結構使いまわしているメンツが多いですが、ラティオスはこのパーティに合わせて技を変更しました。キノガッサはほとんどラティに任せてあります。
組んでみて雨がひどく重いことに気付きましたが、今大会ではほぼ砂としか当たらなかったのが幸いしたような気がします。それでもKP27くらいのギャラドスに結構当たったのでそれが結構辛かったりはしましたね。

マッギョさんは入れてよかったと思う場面はあれど、必要なかったと思う場面は無かったように思うので、マッギョ入りのパーティの方針的には間違っていないのかな、という感想はあります。
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by genbu-toro | 2013-01-26 22:50 | ポケモン(BW2) | Comments(0)
2013年 01月 25日

3/20に注目

エキサイトブログがメンテナンスやってたようで、当ブログも21時頃より閲覧できない状態だったようですね。
なんか3/20に割と家庭機向けゲームの注目作が固まってる気がするので記載します。

・PS3
プロ野球スピリッツ2013
ディスガイア D2
ワンピース 海賊無双2
リトルバスターズ!Converted Edition

・Vita
メルルのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士3~
プロ野球スピリッツ2013
DEAD OR ALIVE 5 PLUS
ワンピース 海賊無双2

・PSP
ワールド・ネバーランド~ククリア王国物語~
夏空のモノローグ Portable
プロ野球スピリッツ2013
TIGER&BUNNY ~ヒーローズ デイ~

・3DS
キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡
ルイージマンション2

数日前まではマルチ展開されるPS系ハード向けタイトルのみでしたが、3DS向けソフト2本がこの日に照準を合わせて来ました。
「ワンピース 海賊無双2」は前作が売れ行き好調、コミック・映画も絶好調と死角なしに見えます。前作はイマイチとの評判を耳にした気がしますが今度はどうでしょうか。

3月中旬~下旬は年度末決算直前ということで、間に合わせで欠陥作が発売されるということがよくあります。私は「RPGツクールDS」で経験しましたが。
個人的にはこのラインアップですとDOA5+、キャッスルヴァニア、ルイージマンション2が気になりますので、情報を集めつつ購入検討しようと思っています。
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by genbu-toro | 2013-01-25 22:52 | ゲーム | Comments(0)
2013年 01月 24日

「Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23」の感想のようなもの

Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23 プレゼンテーション映像

昨日、菅井ノートの記事の執筆に躍起になりながらも一応リアルタイムで視聴しました。
大体の内容を一応箇条書きで列記します。

・Miiverseの雰囲気と現状
・Wii Uの本体アップデートについて
・WiiUでのバーチャルコンソール
・1月2月にWiiU向け任天堂タイトルが出ないことに対するお詫び
・「The Wonderful 101」「BAYONETTA 2」のムービー放映
・「スマッシュブラザーズ」「3Dマリオ」「マリオカート」についてE3 2013で新情報を公開
・「Wiiパーティ」新作を夏に発売予定
・「毛糸のカービィ」スタッフによる毛糸のヨッシーが主人公のゲーム開発中
・ファイアーエムブレムと真・女神転生のコラボタイトル開発中
・ゼルダの完全新作開発中。また、「風のタクト」HDリメイク版を秋発売予定
・モノリスソフト新作の映像放映

ざっとこんなもんでしょうか。
「GAME&WARIO」を2月くらいに持ってくるのかと思ってましたが、2月まで任天堂タイトルが出ないことに対する謝罪があったためその可能性もなくなりましたね。
とりあえず新作が開発中という発表がたくさんあったので、このDirectが放映されるまでの先行き不透明な感じは少し薄れたかな、とは思います。
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by genbu-toro | 2013-01-24 21:33 | ゲーム | Comments(0)
2013年 01月 23日

「菅井ノート 先手編」を読んでみた

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本日発売となりました本書を早速購入し、ひとまず一通り読みましたのでレビューします。
速読した、つまりナナメ読みなので、何か追記することがあったらこの記事は何回か修正することにはなると思います。
※後手編以上に記事が長くなることだけ予告しておきます。

菅井ノート 後手編」はゴキゲン中飛車に対する先手の超速にほぼ絞った内容でしたが、本作は石田流・先手中飛車・相振りに触れています。

第1章 石田流急戦 約60ページ
初手から▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △8四歩 ▲7八飛に「△8五歩」とする居飛車側としては最強の一着です。

・▲7四歩型急戦
鈴木流は手順に触れて「旗色が悪い」とした上で、▲7四歩 △同歩 ▲4八玉とする展開について書かれています。
「変化も複雑になるのでゆっくり読んでほしい」とあるように、石田流の急戦は△4五角の筋がつきまとうので非常に難解な変化が多く出てきます。



個人的に印象に残った局面がこれ。▲4八玉以下、△8八角成 ▲同銀 △4五角 ▲7四飛 △6七角成 ▲5五角 △7三歩 ▲6二歩と互いに妥協なく進めたところです。
以下は馬を取りに行って互角との見解を示しています。
また、▲7四歩に△同歩ではなく△6二銀が見直されていることにも触れられています。

・▲4八玉型
いわゆる升田式石田流。
この戦型に関しては「石田流の基本【早石田と角交換型】」で詳述されていますが、本書でも同様の変化は出てきます。
その升田幸三実力制第四代名人が指した▲6七角が現在有力手となっているという戦法ですね。

・▲7六飛早浮き型
実戦で初めて指したのが著者自身ということで「菅井流」と呼ばれます。しかし、この手は江戸時代に既に指されていたという記録もある手だそうです。このことについて「100年以上の時を経て▲7六飛を復活させることができたことは、現代に生きる棋士として大きな誇りでもある」と述べています。
第1号局の対谷川浩司九段戦に触れ、△4五角と打つ形はこの棋譜をベースに進行します。なお、第1号局は先手負けだったのですが、本書の研究では△4五角は先手良しの結論となっています。

難解なのが▲7六飛に△2二銀とする形です。これには早い動きで7筋交換してから玉を囲って互角です。

第2章 石田流持久戦 約40ページ
今度は後手が左美濃のような持久戦策に出た場合です。

・△3一玉型左美濃
まずは先手が7七桂+9七角の形に組んだ形と左美濃の対抗から。
細かい工夫を見せた後固め合いとなりますが、この場合後手には穴熊まで組まれています。先手はダイヤモンド美濃ですが、堅さ的にはやや劣っておりうまく指す必要が出てくるので▲7七角型の方が魅力的とのことです。

・▲7七角型
主流となっている局面がこちら。



この△5四歩が強敵で、これをいかに攻略するかが先手の課題となります。
ここでの候補手として
▲6五歩
▲4六歩
▲4五銀
と順に検証されていきますが、結論から言うと全て振り飛車が良くなりません。

そこで登場するのが▲9六歩です。これは特に狙いを秘めた手という訳ではなく、後手の動きを一手待ってから動こうという態度を保留した手です。
実際△2三銀なら▲6五歩、△5五歩には▲4五銀~6五歩~7四歩~3六飛と角頭を狙う手があるので後手としても動きが難しいのです。
よって△9四歩と端の突き合いとなりますが、こうすることで端を絡めた攻めが可能となるため攻め筋が広がります。
しかし、これに対しても居飛車側にうまい対応があり先手が攻め切れないということで、この戦型は後手持ちの空気になっているようです。
しかし、著者の研究は△9四歩に対し▲9八香と更にもう一手待つ指し方に言及します。
この▲9八香は実戦例は少ないものの著者自身も2012年11月の順位戦C2組の斎藤慎太郎四段戦で採用しており、本書でもこの実戦に触れて解説がしてあります。

なおP86で「第三の手段▲4五銀」P96で「第三の手段▲9六歩」とあるので、後者は「第四の手段」の誤植と思われます。

第3章 石田流VS角交換型 約30ページ
・後手角交換型
まずは▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩に角交換する形。
角交換に▲同飛は一時期注目されましたが、研究量が必要であり1八に飛車が残ることになるので減少気味です。
▲同銀 △4二玉には▲6八飛以下穏やかになります。先手は機を見て向かい飛車に変化するのが狙いとなります。

最近増えているのが△8八角成 ▲同銀に△5四歩とする形です。
これに▲6八飛には後手は相振り飛車にするのが狙いで、こうなると先手の7五の歩が伸びすぎになるきらいがあります。

・振り飛車の修正策
△5四歩に▲6八飛は不満とあって、▲7七銀が指されるようになりました。
以下先手は5六歩~5八飛と中飛車に構えるのが本筋となります。

第4章 石田流VS△1四歩型 約15ページ
・最新の△1四歩型
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △1四歩として先手に打診してくる策です。
ここでは▲7八飛と構え、その瞬間に角交換してくる指し方に重点が置かれています。角交換から△3二銀と上がる構想が優秀で大変です。

なお、△1四歩に▲1六歩と突き返すのは相振り飛車にされるのが嫌味で、▲7八飛に△1五歩なら振り飛車が穴熊に潜って十分との見解です。

・△1四歩の対抗策


△3二銀に▲1六歩がそれ。
順位戦C1組の▲佐々木慎六段-△金井恒太五段戦で出現しました。
これには△4五角が成立して後手良しが定説でしたが、本書では菅井研究の秘手が出てきます。

第5章 先手中飛車VS△6四銀 約60ページ
・△6四銀対抗型-△2二玉型
後手が2手目△8四歩を突いてきて石田流を牽制した場合は中飛車が主流です。
この戦型では▲7五銀として銀交換をぶつけるのが常識化している手ですね。
2二玉型は中央が薄いのが弱みと言えます。

・△6四銀対抗型-△3二玉型
まずは△3二玉+4二金型に触れ、細かい攻防で攻め切るかどうかギリギリの変化も多いですが、振り飛車させる展開になるということらしいです。
そこで登場するのが郷田新手△5二金右。この手は将棋の手としては普通なのですが、この戦型では▲7一角などのキズが残るため指されることのなかった手です。
これがまた難敵ですが、これにも菅井研究の一手があります。

第6章 中飛車VS持久戦 約25ページ
・中飛車対△5四歩型持久戦
やはり実戦的には堅い玉が好まれるため、居飛車側の持久戦策について。
これにも菅井流と呼ばれる▲1六歩があります。▲1五歩と突くことで、穴熊でありながら端攻めを見せて後手の穴熊を牽制している意味合いがあります。
これが面白くないので後手は銀冠に組むのが本筋です。これにあまり悠長なことをすると端から逆襲を喰らってしまうので、先手も早めに動いていくことになります。具体的には▲4八飛を早めにするのが有力です。

第7章 中飛車VS一直線穴熊 約20ページ
・中飛車対一直線穴熊
「後手編」でも出てきますが、対先手中飛車でも有力です。この場合は▲5五歩と位を取らせることになります。
これには早めに▲5四歩と突く手が勧められています。

第8章 相振り飛車 約25ページ
・定跡編


現在の最新形について触れられています。

・実戦編
相振り飛車の自戦解説2局があります。
・2011年7月 第5回大和証券杯ネット将棋最強戦 対豊島将之六段戦
・2011年11月 第25期竜王戦6組 対甲斐智美女流王位戦

【まとめ】
「後手編」がほぼ超速本だったわけですが、本書は石田流と中飛車に触れられています。
要は「前著は狭く深く、本書は広く浅くな内容なのだろう」と思っていた節もありましたが、本書も非常に濃ゆい内容となっていました。
随所に著者独自の研究手が飛び出してきます。そのため私はまだ脳内でうまく整理ができていません。そのため記事が長大になりました。申し訳ありません。

著者は現在順位戦C2組で現在トップの成績です。前期は1敗で終えながら全勝3人という珍事で頭ハネを喰らっただけに、今期は必ずや昇級してくれるものと思い応援しています。これからの活躍に期待です。
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by genbu-toro | 2013-01-23 23:59 | 棋書 | Comments(0)
2013年 01月 22日

PS4のうわさ

参考記事1(CNET Japan)
参考記事2

SONYは6月のE3に照準を定め、大きな発表を用意していることを示唆しています。
そのE3でPS4を発表するか、少し早めに発表してE3でよりクローズアップするのではないか、というような予測がされていますね。

性能と価格に関しては、PS3の初動の失敗から学習したのか、低価格を目指しているとのことです。
【PlayStation 4の仕様に、クアッドコアで動作クロックが2.9GHzのAMD製「A8-3850」をベースとするカスタムチップや、1Gバイトの専用メモリを搭載した1GHzのグラフィックスカードが含まれる】
このようなうわさがある訳ですが
・半導体を外部のものに変えることでコストダウン
・性能を最先端のものより多少落とすことでコストダウン
を図っていることが予測されます。

また、SONYは中古ゲームの使用をブロックする技術で特許を取得したといううわさも出てきています。
それが真実か否か、そしてその技術をPS4に注ぐのか否かが注目されます。
もしこれを入れるようなことがあると、中古でとりあえずゲームをやってみるというライトユーザーから見放される結果になるのではないかと思ってます。

(参考)PS系全世界販売台数
PS:1億249万台
PSソフト:9億6200万本
PS2:1億5000万台
PS2ソフト:15億本
PS3:7700万台
PS3ソフト:6億本

PS2の生産完了が2012年12月28日に発表されました。PS2発売から12年9ヶ月、PS3発売から6年ほど経過してのものです。
それだけ長い間PS2は愛され続けたし、売れ続けたわけですが、それは少なからずPS3の販売台数に影響を与えたことと思います。
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by genbu-toro | 2013-01-22 22:18 | ゲーム | Comments(0)