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かなり前に読み終わっていたのですが、ポケナガとかパルテナに関する記事を優先した関係でこの本の記事が遅くなりました・・・というか、「近日更新予定」に今入ってるものは大体そうなんですが( この本は1月にニコニコ生放送で中継された「第1回電王戦」にて日本将棋連盟の米長会長がいかにして対局に臨んだか、対局場で椅子を使用した理由、コンピュータ側の指し手再現が中村太地プロだった理由などが事細かに書かれています。 そして最も注目を集めたであろう「2手目△6二玉」についてもボナンザ開発者である保木さんに提案された手であり「対コンピュータの最善手」との考えを崩していません。 まぁ、実戦も途中までは後手の作戦通りに進んでいましたし、最後に付いているプロの観戦記においても途中まで米長良しとの声が多かったです。 日本将棋連盟はコンピュータに対して協力的ですが、そのことで近年のコンピュータ将棋の進歩は目覚しく、最早プロを脅かすくらいのものになってきています。 次回はプロVSコンピュータの5対5の団体戦が行われる予定ですので、人間がいかにしてコンピュータに対するか、今から気になるところです。
by genbu-toro
| 2012-04-03 19:38
| 棋書
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