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ですので、当ブログのカテゴリでは「棋書」ではなく「本の話」としてレビューさせて頂きます。 本書は、著者のここまでの半生を綴った自叙伝という面が大きくなっています。 第1章は「竜王戦」と題し、竜王戦9連覇とこの棋戦で圧倒的な強さを見せてきた渡辺明さんとの今年度の竜王戦を振り返っています。 その後は将棋と出会ったきっかけからプロになるまで、そして永世名人の資格を得るまでの道のりが語られます。 そして最後の章ではスポーツの話も絡めつつ、森内流の勝負理論が展開されます。 何よりもこの本で強調されているのは「羽生善治」という存在です。 著者自身、小6で奨励会入会、16歳でプロ入り、25歳で名人戦でタイトル初挑戦とかなり順調にキャリアを重ねてきました。しかし、羽生さんの圧倒的な成績は語るまでもありません。 その圧倒的な強さの人と同時代を戦うことに自身を不運だと思ったこともあったようですが、著者にとって羽生さんは「ライバル」ではなく、「永遠に追い続ける目標」と捉え、島研でも切磋琢磨しながら「羽生世代」のトップ棋士の一人として戦い抜いてきました。 「羽生世代」としては、羽生さんの他には郷田真隆・佐藤康光・先崎学・深浦康市・藤井猛・丸山忠久・森内俊之・屋敷伸之といった名前が現役棋士では挙げられます。 「目先の勝利よりも、誰しもが避けて通れない敗戦から何を学び取るかが大切」であると説いたり、地道にコツコツと努力をし続けている著者らしさにあふれた著書となっているように思います。
by genbu-toro
| 2014-03-07 20:41
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